2026.08.15 コラム「足あとを灯す」3 第3編 『遠き灯を仰ぎ』終戦の日、厳かに語られる言葉に耳を傾けながら、なお癒えぬ痛みの深さに自らの無力さを覚えます。整えられた言葉では掬(すく)いきれない痛みを前に、私たち人間の知恵や力だけでは、真の平和を手繰り寄せる術はありません。だからこそ、不条理に痛む人々の傍らに静かに寄り添い、神様が歴史の彼方に灯された小さな光を仰ぎ見ること。その仄かな灯火に生かされている恵みを噛みしめながら、私たちは今日、どこへ向かって一歩を踏み出すのでしょうか。